2015.10.24 Saturday
禅の旅1日目
2015年9月5日(土)
渋谷に朝6時。
禅の旅にいって、禅の修行体験をしたいといま思った人たちが集まった。
もちろん、星覚さん意外はじめましての方ばかり。
念願の、禅の旅。30歳になった記念の自分の旅。
禅、坐禅は、三年前くらいからかワークショップにはまって、
あるたびに、参加させて頂いていたのだけども、最近は禅からちょっと離れてた。
いつもみている、雲水喫茶のウェブサイトで旅の参加者を募ってるのをみて
あ、いまかも。っておもって。
禅の修行なんて、坐禅くらいと思っていたわたし。前情報もぜんぜん仕入れず
当日を迎えた。(情報化社会、自分で直接見て感じることに鈍くなっちゃってると最近常々おもう)
禅の旅の参加者は今回は5人+主催者の淳也さんと雲水の星覚さん。
禅の旅、ほかにもいろんな方が星覚さんと一緒に主催していらっしゃるのだけど、
淳也さんでよかったっておもう。ご縁ですな。
禅ワゴンと名付けられたハイエースのレンタカーで一路福井の永平寺へ。
禅ワゴンの中にはマイクがあり、それを持ってそれぞれ自己紹介。
旅の参加のきっかけとか、趣味とか、好きな場所とか、、、
福井までの旅路、6時間ほどかかるから、しゃべりまくってオッケーとは言われたものの
はじめましてはやっぱり緊張するのだけども、
みなさん、とってもいい人ばかりで、たのしくすごせた。いろんな人が集まってた。
出版社の企画の方、オーガニックのお店で働く方、自営の方、薬剤師さん、わたしでざいな。
禅の旅に参加するのに、私は星覚さんにお伝えしたいことがあって
ぜったい今度あったらご報告しようとおもってたことを暴露したら、車内大盛り上がり。
前に星覚さんが教えてくれた法則を実行に移したことによる成果。伝えられてよかった^^
12時ごろに福井の鯖江に到着。
有名なけんぞう蕎麦で昼食。
藤城誠二さんの絵やサインがいっぱいかざってあった!藤城さんだいすきだからびっくり!
とっても有名なお店だそうで、
おそばを辛味大根のお汁でうすめためんつゆで頂きました。からいけどうまい。
お昼時、沢山の人がならんでました。
おなかをみたしたら、待ちに待った永平寺。
道元さんが開山した、曹洞宗の修行寺。修行する場所なので、修行僧が約100人ほど。wikiより。
永平寺(えいへいじ)は、福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の寺院。總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山)である。山号を吉祥山と称し、寺紋は久我山竜胆紋(久我竜胆紋・久我竜胆車紋)である。開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏である。
それぞれの部署があり、それぞれのお勤め(修行)をされています。(ざっくり)
まずは、永平寺を見下ろせる愛宕山をのぼる。かるーい登山。
山頂から見下ろした、永平寺。星覚さん。
みんなでぼーっと永平寺を見下ろして。すーっと風が吹き渡ってとってもすずしかった。
まだこの時は、蝉もないてたなあ。
登るあいだも、いろんなところに石仏がおいてあり、とてもすてきな山。
(来週に迫ったトレラン大会に向けて淳也さんは着替えて愛宕山を二往復w)
下山して、永平寺の外庭を散策。
みどりがとてもうつくしくて、苔も青々と生していてほんとうに美しくて。
ちらほらと、雲水(修行僧)さんたちが、庭の手入れをされており、掃除が行き届いてました。
あえて、写真は載せないでおきます。冬になると、ここは雪で覆われるらしく、
冷たい永平寺で修行。考えるだけでとりはだが。
空気がとても清々しくてきもちいいけど、娑婆からはなれた山の中での修行はさぞつらいだろうと
想像したけど、修行の体験をしていくうちに、考えがかわっていきました。
それはまた後ほど。
散策を終えて、寝泊まり、食事、坐禅のお世話になる永平寺から一番ちかい、
天龍寺へ。わたし、天龍寺だいすきになりました。
なんでも、天龍寺には松尾芭蕉も立ち寄ったのだそう。芭蕉がこの天龍寺で詠んだ句と
石碑がたてられてました。
天龍寺の参禅寮に荷物をおいて、食事の時につかう、
応量器飯台の作法を教わりました。むずかしい。ていうか、衝撃的でした。
ひとつひとつ丁寧に食べる。それはなんとなくわかった。
その食べ終わったあと、食器にお湯を入れてもらう。それをセツというへらみたいなので
きれいにこそぎ落として大きい器から小さい器まで洗っていくのだ。
台所でじゃぶじゃぶ洗わないで、食器をひろげ、食事をいただき、食べ終わったらその場で
洗って、拭いて、包んで、おしまいなのである。まじか。
でも、いっさい無駄のない作法で、食べる姿も片付けるすべてもとても美しい作法。
こんなふうに、毎日できたらきっとごみも少なく、下水も少なくてすむんだろうな。
この作法つくったひとすごい。し、やはり体験しないとわからないもんだ。
で、衝撃的なことはこのよるご飯の時におきた。
薬石(夕飯)は、肉なしのカレーライス。コンニャクがはいってました。
坐禅堂でたべるのではなく、寺の中の座敷でみんなで頂きました。テーブルを囲んで。
席について、食べる前のお経を唱え、カレーとお漬け物を。
みんな黙って、黙々と、カレーをたべるのです。黙ってカレーライス。
はじめてあんなに静かにカレーをたべました。しかもみんな一緒に食べ終わらなきゃだから
老師のペースをちらちら気にしながら。
カレーを食べるにしても、器を持って食べるのが作法だから、もうなんかほんと
こんなにも黙って緊張しながらカレーを食べる体験は初めて過ぎてカレーたのしくない!
とかおもったり(今までのカレーになんの楽しみを持っていたかよくわからんがw
まだまだこれで終わらない。
カレーをみんな食べ終わりました。さっき習いました、食器にお湯が配られます。
それを一枚のこしたたくあんできれいに洗います。
たくあんはたべます。洗われたカレー皿に淀んだお湯はカレー味。捨てるかと思いきや
ごくごくと。(まじか)無駄がない。(衝撃的すぎた)
いかに自分たちの日常が無駄に溢れていたことか。
きれいになったお皿は、食器棚へ、、ではなく、またみんなで軽く洗って拭いてから食器棚へ。
こんなに緊張した衝撃的なカレーの夕食はなかったです。
そして、夜は8時半から坐禅です。40分の2セット。
坐禅堂に入る作法もならって、いざ、坐禅!
朝6時に渋谷から車で福井6時間。登山して、散策して、夕飯たべて。
ねむいねむい。がっくんがっくん。(後日みんなで、あれはしょうがないよねと言い合う)
しかも40分薄暗い、しーんとした、虫の声しか聞こえない場所。気持ちよくて。
でもだんだんと、足がいたくなってきました。初めて40分も坐禅をしたけど
正直つらかったwしかも2セット。うーん、明日の朝は大丈夫かなあ。なんて。
坐禅おわったら、座敷で茶話会。正法眼蔵記の一説をよみ、みんなでその意味、おもったことを
みんなで話し合いました。みんないろんな感じ方をしておもしろかった。
茶話会を終え、やっとこさ就寝。寝るのも修行の一つなんですって。
すぐに眠りにつきました。9時すぎだったかなあ。
翌朝の起床は、朝の3時です。3時半から暁天坐禅!修行僧って、こんなに早起きするんだね!
つづく。
2013.06.26 Wednesday
6月の禅 なぜお坊さんはお金がなくても食べていけるのか
大好きな星覚さんの禅のワークショップにまた参加してきました。
主催の響さんからは常連さんと言ってもらい、
星覚さんからは、いつもありがとうと言って貰え、顔を覚えてもらえててとても嬉しかったです。
今回のテーマは、お金。
お坊さんはなんで、お金がなくても生きていけるのか。
またまたとても深いお話しが聞けました。
そして、前回のモテ禅のときと通じるものもあるなあと感じました。
その場でメモはせず、覚え書きでばーっとノートに書き写した。
これはまた後日アップして自分で反芻して噛み砕いて考えてみようと思う。
最近、集中力がなくなったなぁとおもうし。
ちょこちょこ坐っていたのだけど、5,6月は坐ることがなくなり、
それをつたえたら、やりましょうよ!と星覚さんに言われたので、
次の日の朝の6時50分から10分毎日坐ることを習慣づけようとやってる。
あしたの朝からやります!とも宣言してきたし。
一日坐っただけで、背中の内のほうの筋肉が痛いので、使ってなかったんだなあと感じた。
次に星覚さんに会う時は続けてます!と言えるようにします。(宣言)
良い時間をありがとうございました。
チューニングできたような気がする。
2013.03.17 Sunday
モテ禅に参加してきました
またも、禅のワークショップに参加してきました。
今回は、響さん主催のモテ禅!
モテと禅のメカニズムを、星覚さんに教えてもらいました。
禅とモテなんて、煩悩のかたまり!と、とても矛盾したテーマなのだけど、
禅の作法、所作、心がけなどを日常生活に取り込んでみれば
誰にでも好かれるということ。
好かれるには、まず、自分から変わること、人を好きだと自分から思うこと。
身体をつかったワークが多かったです、今回。
3日にやったときのと同じワークだったのですが、
より噛み砕けて理解できた感じがしました。
自分の緊張しているところに気づくこと。
緊張すると、自分の殻がどんどん中に入ってしまうから、自分が出せなくなる。
緊張を知って、それを解く訓練。
お互いに向き合って、相手を観て気づいたところを口に出す、そうするとその言葉によっての相手の変化を観る訓練。
なかなか難しいです。
でも、あいてからぱっと、髪が跳ねてるとか、目が大きいとか、はげてるとかいわれても、嫌な気持ちにならない。
それが一番うまくできるのはちいさな子ども。
子供が発する言葉には深い意味は隠れていない。
私たちはいつから、人に対して緊張を持つ様になるのだろう。
人に何か言われたらどうしようと思う気持ちも緊張。
だから、その、なにか言われたらどうしようと不安になるのではなく、
私は、あなたのことが好きだという気持ちで相手に接すれば、
相手も同じベクトルで好きを返してくれる。
緊張は、相手に好かれようとしちゃうから緊張するんだなと。
それだったら、自分から相手を好きだという気持ちでいけば、
相手も好いてくれる。はず。
でも、度をすぎないこと。ストーカー見たいな、過剰な好きはそれだけの恐怖にも変えてしまう。
相手は私の写し鏡なんだなあと思いました。
だから、星覚さんは、私を誰か好きならば相手も私のことを好きだと説いて、毎日をすごすと、
本当に毎日が幸せだとキラキラとした表情で話されました。ほんとキラキラが飛んでたよ。
恋愛について、それを実践とするならば、
なかなか両思いになるのは難しいけど、片想いは存在しないとのこと。
お互いに好きだという気持ちはある。けれども、いま、相手を恋人として好きになれないという理由が存在する。
から、そこはもうお互いのタイミングなんだと。
星覚さんが日本にいる時にすごすシェアハウスでは、こんなルールがあります。
1.分け合うこと
何かもらったなら、自分だけのものにせず、みんなで分け合うこと。
2.水を変えること
仏棚にあげてる水をかえること。また、水周りをキレイに保つこと。
3.受け入れること
一緒に住んでると不満がでてきます。でもとりあえず、まずはその不満をも受け入れてみること。
4.朝、早起きをすること。
遅く起きた人は、ゴミ出し当番になるそうです。だからみんな競って早起きするみたいです。
5.掃除をすること
拭き掃除を徹底してやることを心がけたそうです。
最初はみんな乗り気じゃなかったらしいですが、
星覚さんがやってるとみんなもやるようになったんだそうです。
それを毎日習慣にしてたら、そのシェアハウスに住む、モテナイ男子たちはみんな彼女が出来たり、結婚でたりしたそうです。
身体、身の回りをととのえれば、
息が整ってくる。
息が整ったら、
心が整う。
調身 調息 調心
今回もたいせつなことをたくさんおそわりました。
あたたかいきもち。
ありがとうございます^ ^
2013.03.05 Tuesday
カルカッタでヨガと禅と森林トーク
すっかり禅にはまってしまったわたしと、
ヨガにどっぷり浸かっているさおさんとカルカッタにいってきた。
ヨガと、禅。考え方とか照らし合わせると言ってることは大体同じみたい。
さおさんからヨガの色々を聞きました。
わたしも、最近感動した森林のことや食のことや禅のことを話しました。
こういう話題で盛り上がれて、同感してくれるというのは
すごーく気持ちが良くてありがたいものだなあ(^^)
久しぶりのカルカッタのエビやサモサやカレーやナンもおいしかった☆
ビールも!
さおさんからかしてもらった、道元の禅の本、じっくり読もうとおもいます。
※道元とは、日本に仏教を伝えた人なのだ〜
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